監修者
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吉松歯科医院 院長
吉松 宏泰(よしまつ ひろやす)
ラバーダム防湿を必ず虫歯治療でも行う理由、口の中は唾液があります。そして唾液の中には、沢山の細菌が存在するため、虫歯治療、根管治療など感染部の除去の治療には、唾液による感染を可能な限り排除したいため、ラバーダム防湿を行なっています。マイクロスコープを用いて拡大視野下で取り残しがないように注意をしていても唾液による感染があっては無意味な事です。吉松歯科医院では虫歯の部分がグリーン色に染色されるカリエス検知薬を用いて何度も染色されなくなるまで、感染部の除去を行っています。また象牙細管内に細菌が入り込み存在している事がわかっているので、次亜塩素酸による化学的洗浄や酸化アルミナによるブラスト処理を行い、徹底した感染部の除去をしています。次に接着の操作に移行するわけですが、ラバーダム防湿を行なっていないと絶対湿度が高いため、接着剤の本来持っている能力を出す事が出来ません。そのためにもラバーダム防湿は必要不可欠なものです。アメリカでは動物病院の歯科治療でもラバーダム防湿を行います。ましては、人、人間を扱うわけですからラバーダム防湿は必要という事が理解できると思います。
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監修者
略歴
日本大学歯学部卒業
東京都中央区京橋 村岡歯科医院勤務(故村岡 博先生に師事)
2002年 東京都港区虎ノ門にて吉松歯科医院開院
2018年 虎ノ門再開発のため現在のオフィスに移転
歯にとっての不幸は治療を何度も繰り返すことだと考えています。そのために今どう するべきか、何ができるかをできる限りご提案を話し合い、患者様ご自身で治療の選択 ができるようになっていただくことが第一の私の役目と考えます。
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