ESE2015ヨーロッパ歯内療法学会にて座長をすることになりました。また、ポスター発表もします。
スペインのバルセロナで9月にESE ヨーロッパ歯内療法学会が開催されます。前回のリスボンの学術大会でもポスター発表をしてきましたが、今回もBioAggregateを用いた根管治療(根幹治療)を割れている歯、破折歯に根幹治療(根管治療)を行い、接着歯学にて歯を残し、5年以上経過の症例を発表したいと思っています。術前のレントゲンや口腔内の写真からここまで骨が再生されるとは、考えていませんでしたが、一つ一つのステップを確実に行うことにより良い治療結果が出せたと考えています。アメリカの根管治療専門医や根管治療(根幹治療)を取り巻く環境だと抜歯の審査診断をして、歯を残すことが出来ませんが、新しい技術や考えは、どうしても少数派になってしまいます。破折歯を残せる先生に教えてもらったり、治療をしようとする情熱がなければ、新しいことを生み出すことは困難です。
自分の発表とは別に、講演での座長の依頼が学会関係者から連絡を受け、引き受けました。
ヨーロッパ歯内療法学会の正会員ではないのですが、顔見知りも多く、座長を務めさせていただきます。
ヨーロッパ歯内療法学会は、根管治療(根幹治療)、根幹治療専門医、根管治療専門医が参加する歯を抜歯しないで、自分の歯を残すことを目的にしている根管治療専門医の集まりです。個人的にアメリカの根管治療専門医の学会よりもフレンドリーで食事や環境が整っている考えています。