2009年5月17日第105回GO会にてMTAの最新情報を講演します。
前半は、マイクロエンドで役に立つ周辺器材を発表する。
私が日々の臨床の中で試行錯誤してきた、国内で購入できる器具を用いたマイクロエンドドンティクスに役立つ周辺器材をご紹介したい。
また国外を含め現在5種類以上のMTAが手に入るが、MTAセメントの比較を紹介したい。
後半は、破折歯について私見を述べる。
エンドの世界では、破折歯=抜歯ということが定着しているが、接着歯学の世界では一概に破折歯=抜歯ではない。
マイクロスコープ、MTA、接着歯学これらの出現により従来、破折=抜歯であったが保存も可能なケースがある。
また破折歯と言っても破折線が歯冠部にあるのか、歯根部にあるのか、歯冠歯根部にあるのか、さらに垂直的なのか、水平的なのか、咬合由来なのか、エンド由来なのか、などによりさまざまな分類が出来る。そこで症例を交えて、破折の分類と破折歯の残し方を発表する。
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